WordPressパーマリンクとは?SEOに強い設定と使い方!変更注意?

※動画のパスワードはコンサル生のみにお伝えしています。


WordPressのパーマリンク設定は
どのように設定するのがSEOに
効果的なのでしょうか?

パーマリンクとは何なのかを説明し、
SEOに効果的なパーマリンクの設定方法
を紹介します。

パーマリンクとは?変更注意!

パーマリンクとは「サイト内の各ページ1つ1つに
割り当てられるURL(記事のURL)」のことです。

パーマリンクは英語の「Permanent link」の略で、
直訳すると「恒久的なリンク」という意味になります。

この意味の通り、パーマリンクは記事を作成したら
変更しないようにしましょう。

理由は以下に示します。

パーマリンク(記事のURL)を変更すると

パーマリンク(記事のURL)を変更すると
以下のようなことがおこります。

「他サイトからの被リンク」や
「ソーシャルメディアで拡散された被リンク」
からのアクセスが集められなくなる。
 
※パーマリンクを変更すると記事のURLが変更され、
 拡散されたURLと異なってしまうため。

 

時間経過とともに上がっていた
検索エンジンからの評価がリセットされてしまう。

※GoogleやYahooなどの
 検索エンジンからの記事の評価は
 時間経過とともに上がります。

 

以上のように、パーマリンクの変更は
集客やアクセス数に悪い効果を与えてしまいます。
 

サイト運営の初めに重要性を理解して設定し、
絶対に変更しないようにしましょう。

パーマリンクのSEOに強い設定と使い方!

「どのようなパーマリンク設定がSEOに強いのか?
効果的なのか?」ですが、
Googleの推奨している設定を確認します。

以下は、Googel Search Consoleヘルプにある
Googleの説明文です。

Googel Search Consoleヘルプ
(https://support.google.com/webmasters/answer/76329?hl=ja)

パーマリンクとは WordPress SEO 設定 使い方 変更 注意
 

Googel Search Consoleヘルプの
内容を簡単に言うと以下のようになります。

  • できる限りシンプルにする。
  • 内容が理解しやすいURLにする。
  • 「-(ハイフン)」を使って理解しやすいように区切る。
  • 「_(アンダーバー)」は使わない

 
このGoogleの考えを意識して
パーマリンクを設定しましょう。
 

では次に、実際にWordPressで
どのようなパーマリンク設定ができるのかを紹介します。
 

ダッシュボードの「設定」
→「パーマリンク設定」をクリックします。

↓このサイトのパーマリンク設定の画面です。
パーマリンクの設定
 

上から順番に説明していきます。

①デフォルト「http://ドメイン/?p=123」(ドメイン/?p=固有ID)

固有IDが自動的に付与される設定です。

■メリット

  • 自動で固有IDが付与されるため、
    記事作成時にURLの入力が不要。

 
■デメリット

  • Googleの「可能な場合はIDではなく
    意味のある単語を使用」に反しており、
    URLから記事の内容が想像できません。

②日付と投稿名「http://ドメイン/2015/05/03/sample-post/」(ドメイン/年/月/日/投稿名)

■メリット

  • 記事の年月日が一目瞭然。
  • 投稿名で記事の内容を示すことが可能。

 
■デメリット

  • 階層が深くなり、シンプルなURLとは言えない。
  • 記事作成時に投稿名の入力が毎回必要。

③月と投稿名「http://ドメイン/2015/05/sample-post/」(ドメイン/年/月/投稿名)

②と比べ、日付は含めいない設定。

メリットとデメリットは②と同様。

④数字ベース「http://ドメイン/archives/123」(ドメイン/archives/固有ID)

①の「ドメイン/固有ID」の間に
「archives」が挿入された形。

メリットとデメリットは①と同様。

⑤投稿名「http://ドメイン/sample-post/」(ドメイン/投稿名)

■メリット

  • シンプル。
  • 投稿名で記事の内容を示すことが可能。

 
■デメリット

  • 記事作成時に投稿名の入力が毎回必要。
  • 記事が新しいのか古いのかURLから判断できない。

⑥カスタム構造

カスタム構造はその名の通り、
自由にパーマリンクを設定することができます。

以下のタグを組み合わせて、
オリジナルのパーマリンクを設定します。
 

カスタム構造のタグと意味
タグ 意味
%year% 投稿時の年を4桁で表示
%monthnum% 投稿時の月を2桁で表示
%day% 投稿時の日を2桁で表示
%hour% 投稿時の時間を2桁で表示
%minute% 投稿時の分を2桁で表示
%second% 投稿時の秒を2桁で表示
%post_id% 記事の固有IDを表示
%postname% 投稿名を表示
%category% カテゴリーを表示。子カテゴリーも。
%author% 投稿者を表示

これらのタグを使用し、
自由にパーマリンクを設定できます。

以下がおすすめのパーマリンク設定です。

オススメ度NO.1:/投稿名-固有ID「%postname%-%post_id%」

このサイトのパーマリンクにも設定されている
この設定がおすすめです。

■メリット

  • 記事の内容がわかりやすい
  • 比較的URLを短くできる
  • 固有IDから投稿の新しい、古いがわかる

 
■デメリット

  • 記事作成時に投稿名URLの設定が必要

オススメ度NO.2:/カテゴリ名/投稿名-固有ID「%category%/%postname%-%post_id%」

■メリット

  • カテゴリがすぐに分かる
  • 記事の内容がわかりやすい
  • カテゴリ毎のアクセス解析が容易

 
■デメリット

  • 記事作成時に投稿名の設定が必要
  • 前述のパーマリンクと比べURLが長くなる。
  • カテゴリを変更するとURLが変わってしまう。

 

サイトを運営していると
カテゴリーを変更したくなることはよくあります。

このパーマリンク設定の場合は、
カテゴリーを変更してしまうと
既存記事のURLも変更してしまうので
注意が必要です。

オススメ度NO.3:/カテゴリ名/固有ID「%category%/%post_id%」

■メリット

  • カテゴリがすぐに分かる
  • カテゴリ毎のアクセス解析が容易
  • 記事作成時にURLの設定が不要

 
■デメリット

  • 記事の内容が上2つに比べわかりにくい。
    (カテゴリーがあるのである程度は理解可能)
  • カテゴリを変更するとURLが変わってしまう。

 

以上、おすすめパーマリンク設定を紹介しました。

パーマリンクは英語で設定

最後にもう1つ。

パーマリンクは英語で設定することをおすすめします。

日本語URLだと見た目にわかりやすく、
SEOにも有利と言われたりしますが、

リンクを貼り付けた際に
長い文字列に変換されてしまいます。
 

アマゾンのURLは日本語が多いため、
アマゾンのページで見てみるとわかりやすいです。

アマゾンの商品紹介ページなどの
URLをコピーして、メモ帳などに
貼り付けてみてください。

URLが長くなってしまいましたよね?

URLが長くなってしまうため
ブログやSNSなどで紹介しづらい
というデメリットになります。
 

日本語URLはSEO上有利というメリットがある反面、
以上のようなデメリットもありますので、
メリット・デメリットを理解した上で設定しましょう。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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